お仕事で Nuxt.js を使うか検討した話 #vuejs_meetup4

先週行われた Vue.js Tokyo v-meetup #4 に行って発表してきた。

僕はペパボの EC 事業部というところに所属しているんだけど、少し前に新しいプロジェクトを Nuxt.js を使うか否かを検討する場があって。それが現場感溢れる話だったので共有したら面白そうということで選んだ。

Nuxt.js 公式ドキュメントの翻訳者としては、当然、Nuxt.js は推しフレームワークではあるんだけど、それはユースケースによりけりで、今回はこのように検討して、結果として採用を見送りましたよと。

僕は検討の場にはアドバイザーという立ち位置で入って、決定をする人は別にいたんだけれど、決定をした同僚の最後の言葉は

おいちゃん、僕は Nuxt というレールよりも、自由の翼がほしいんです！

だった。

補足

補足しておくと、今回の決定に際して、プロダクトの要件がもちろん第一ではあるけれど、それをどのようなメンバーで作るかということも加味した。

つまり、チームにフロントエンドに強い人（上の言葉を残した人）がいて、腕力がある人にとっては Nuxt.js が面倒みてくれる部分を自前で実装しても大したコストにはならなかったりするので、それだったら Nuxt.js を一枚挟むことで複雑性が上がるよりも Nuxt.js の制限なしに細かいところまでハンドリングできるほうが良いかもと判断したのだった。