おいちゃんと呼ばれています

ウェブ技術や日々考えたことなどを綴っていきます

第9回 ペパボテックカンファレンス Vue.js 特集を開催した #pbtech

昨日 第9回 ペパボテックカンファレンス Vue.js 特集 を開催した。自分が企画して、準備、開催、無事に終わってホッと一息というところだが、まだ余韻が残っているうちに、主催者としての想いを書き留めておきたい。

勢い

人には、勢いというものが必要なときが、ある。

ある朝、いつものように井の頭線に乗って通勤していて、ふと、あ、Vue.js の現場特集やらなきゃ、という気持ちになって、一人で盛り上がっちゃって。お気に入りのノート(Rollbarn)にバァァーッと内容とかを書き出して。

そのままのテンションで会社のデスクについて、GitHub Enterprise の開発者全員がみるリポジトリの Issue にバァァーッと書いてポチっと投稿した。

あとでゼッタイ後悔するだろうな、と分かってて、やった。

後悔というか、こういう「やったほうが良いけど準備が大変」系のやつは(少なくとも自分は)冷静になると問題を先送りしちゃって結局やらないほうに倒してしまうので、カーッと熱が醒めないうちに、自分を退くに退けない状況まで追い込んでしまったほうが良いのだ。

案の定、ポチッと投稿ボタンを押した瞬間には、あー、押しちゃった...と血の気が引いていく感じがしたのを覚えている。

背景

もう少しマジメに書くと、以前から Vue.js について、人気はあるけど「現場の事例」が少ないと感じていて。Vue.js コミュニティにはそれが必要な局面に来ていると考えていた。

で、ペパボではいくつかのプロダクトで Vue.js を採用しているので、隗より始めよの故事にならって開催を企画した、と理屈でいえばそんな感じ。

裏テーマ

そして、もうひとつのテーマとしては、ペパボのフロントエンドを強くしたい。トップレベルを上げたい。強い人が入ってきてくれたら(特に僕が)もっと楽しくなると考えたから。

「Vue.js やるんだったら、ペパボ」みたいに印象づけられたら、強い人が興味持ってくれるんじゃないかな、と考えたりしていた。

準備

イベントの準備はそりゃあ大変ちゃ大変だけど、リクルーティングチームのイベント経験豊富なスタッフが一緒に入ってやってくれて。その手際のよさっぷりに女神様にみえた。おかげで準備自体も結構楽しめた。

あと、Slack でお手伝いしてくれるひとー?って呼びかけたらすぐに人が集まるのがペパボの良いところ。まじみんなホント感謝だよ。

発表内容のレビュー

イベントが「現場の事例」感で盛り上がるように、発表者の人選とか順番とか内容のレビューとか結構しっかりやったつもり。

本番数日前にリハーサルやって「vuejs-jp の Slack ではこういう質問がよくあったりするから、きっとこういうことに興味がある人多いはず。追加して」とか「ここからここの流れがちょっと分かりづらい」とか「誰にどういう影響を与えるのがこの発表のゴールなんですか?」とか「今回のイベントのテーマはこうだから〜」とかだいぶ注文を付けさせてもらったけど、発表者の皆はそこから格段にクオリティを上げてきて、すごいなと思った。

開会 LT

そして、並々ならぬ想いを込めて開会 LT したのが下記。イベントを企画した背景とかのエモい話をした。

発表

詳しい内容はあとでイベントレポートが上がると思うけど、connpass に書いた、

今回のイベントでは Vue.js を採用した理由から日々の開発風景、実際に使っている中で直面した問題やその解決方法など、まさに「現場の事例」をお話します!

のとおり、4人の発表内容がちょうどバランス良く、かつ、流れよく並んでいて、意図したとおり現場感が伝えられたんじゃないかと思う。

懇親会

「現場についての意見交換を促進したい」というねらいがあって、あらかじめ参加枠に「お仕事で Vue.js を使っている人枠」を設けておいた。また、その枠の人の名札の色を分けてみた。

その影響か(その影響だったら嬉しい)懇親会にめちゃくちゃ多くの人が残ってくださった。急遽、飲食物を追加で調達する必要があったほど。嬉しい誤算だった。

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反省点

もしかしたら一般枠の名札の人にイヤな思いさせてしまったのではないかと。考え過ぎだったらいいんだけど。

おわりに

イベントが終わって、ペパボスタッフでお片付けしながらダベっているときに、誰となく、今日は発表も懇親会も盛り上がって最高でしたよね、と言って、うんうん、って言って、なんだか泣きそうになった。こんな充実感はひさしぶりだ。

だいぶ予算を使わせてもらったし、採用に繋がるといいな。あと Vue.js のコミュニティにも良い流れに繋がるといい。

会場にお越しいただいた皆さん、本当にありがとうございました!スタッフの皆さん、おつかれさまでした!