49インチ 4K ディスプレイの感想 - おいちゃんと呼ばれています

リブセンスに転職したのを機に、49インチ 4K ディスプレイを使い始めた。半年ほど経ったので、感想をメモしておく。結論としては、生産性がとても上がった。オススメ。

Before

以前は、下記 3つを並べて使っていた。

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MacBook Pro 13インチを閉じて（クラムシェルモード）49インチ 4K ディスプレイに接続している。隣の席の 15インチ MacBook Pro と較べて、異様にデカい。

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なお、ディスプレイを置いているデスクのスペースは、横幅120cm x 奥行64cm。

購入した機種と同じシリーズで、43インチのものや 55インチのものもあったので比較検討した。

前提として、私は、自宅で 27インチの iMac をデフォルトの解像度「2560 x 1440」ではなく「2048 x 1152」を好んで使っている。つまり~~フォントサイズ~~（ブコメを受けて訂正: ここで言っているのは、実際に目で見るときの物理的なフォントの大きさのこと）が少し大きめが好み。

解像度と表示面積の比が上記の iMac の設定に最も近いのが 49インチだったから、というのが 49インチを選んだ理由。

追記）このエントリーを書いた時点で知らなかったが、ppi（pixel per inch）という単位があるようだ。ここで言っているのはそういうこと。

表示面積が広い
- 横が広いのはもちろんのこと、これまで使っていた、24インチを縦回転させたディスプレイよりも、ひとまわり高さがある
- アプリケーションの表示を切り替える回数が減って、効率が良い
- 以前は 3枚のディスプレイを合わせてそこそこ広い面積だったが、いまは 1枚のディスプレイだけで広い面積。Sketch などのデザインツールを全画面で開くと、圧倒的に作業しやすい。チームのデザイナーから羨ましがられた。Google マップなども全画面表示すると圧巻
バックライトのちらつきがない「フリッカーレス」
液晶ディスプレイ自体でブルーライトを低減させる「ブルーリダクション」
- それでもやはり JINS PC はかけていたほうが目が疲れにくい
接続端子を挿す向き
- HDMI を下から上に挿すようになっていること
- 例えばフィリップスの 43インチのディスプレイのように後ろから挿すタイプだと、ディスプレイの後ろにややスペースが必要になってしまう

ディスプレイの高い位置を見ていると、目が疲れやすい
- 顔をそのままにして、視線だけ上げて見ていると、目が乾きやすく、すぐに疲れる
- これは本当に要注意。私の場合、視力も落ちてしまった
- いまは下記のように対策している
- (1) メインで使うアプリケーションは高い位置に置かない
- (2) 高い位置を見るときは顔ごと視線を上げる
使い始めの頃は、ディスプレイとの距離が、ちょっと近いなあと感じていた
- 会社のデスクの奥行きは、前述のとおり 64cm
- スタンドがやや奥行をとる
- 自宅のデスクの奥行きは 90cm なんだけど、そのくらいあるほうが良いかもしれない
- ただし、使って 1か月もすれば、慣れたといえば慣れた
移動させるのは 1人だとたぶん無理
- 席替えとか大変

私が購入したのは LCD-M4K491XDB という機種だけど、同じような機種で EX-LD4K491DB というものがある。詳細はメーカーの仕様表で確認するのがよいと思うけれど、スペックはほとんど変わらない。違いは、保証期間（5年と3年）と価格くらい。

参考までに、大型ディスプレイと合わせて使うと便利なツールを挙げておく。

Divvy
- アプリケーションをイイ感じのサイズと位置に並べる
- あらかじめ理想のアプリケーションレイアウトを登録しておいて、キーボードショートカットで呼び出して使う
Witch
- アプリケーションを切り替える
- macOS デフォルトで Command + Tab でも切り替えられるけれど、Witch を使うと、例えば Chrome を複数ウィンドウ起動させていても、ウィンドウ単位で切り替えられたりする
- その他いろいろと痒いところに手が届く