おいちゃんと呼ばれています

ウェブ技術や日々考えたことなどを綴っていきます

Javaでなぜつくるのか

前日の内容について,職場の,勉強熱心な後輩から質問を受けました。

なんで Java で書いたんですか? PHP じゃダメですか? <<

ふむ。いい質問です。僕も PHP 大好きです。PHP の,やりたいことを直感的に実現できるあたりがラク〜♪ って思うし,PEAR は粒揃いだし,Smarty はステキだし,Zend Framework なんか,書いててかっちょえ〜って思う。

**それぞれの言語の得意不得意 でもね,でもですね。やっぱり言語にはそれぞれ得意不得意というのがあるようで,PHPは,データベースとWebの連携なんかは本当にすばらしいと思うんだけど,そういう PHPが得意とする画面処理系と,今やろうとしているデータ処理系とは分けて考えることも必要だと思うんですよね。

実は,前日のコードを,HttpClient をつかって Java で書く前に PHP で書いたことがあります。SBI証券にログインして,会社四季報の企業データを取り出して,データベースに取り込む処理を。

ところがですね,全企業のデータを取り出そうとすると,終わらないんですよ。apacheタイムアウトになっちゃって。まァ,それも設定次第でなんとかなるでしょうし,そのときはコマンドプロンプトから実行してなんとか動きましたけど,やっぱりね,向いてないのです。非同期でごにょごにょするとかだと。

というわけで,今回は,大量データの処理やネットワーキングにも強い Java を選択することにしました。いまは LL の台頭で,もう過去の遺産となりつつある Java ですが,やっぱり Java はすばらしいです。現在オブジェクト指向がこんなに当たり前になっているのは,Java のおかげでしょう。偉大なる Java!!

**参考書籍 ちょうど本エントリーのタイトルと同じ名前の本がありますので,ついでに紹介しておきます。自分の頭で考えるのが好きな人にうってつけの本です。

Javaでなぜつくるのか 知っておきたいJavaプログラミングの基礎知識

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