GitHub のプライベートリポジトリで画像を共有する
下記にも少し書かれていますが、ペパボでは GitHub のプライベートリポジトリ(非公開リポジトリ)を使って開発を進めています。
全社的に使っているので、エンジニアやデザイナだけではなく、ディレクターや管理職も使うのですが、ちょっとした画像の共有をどうしようかと悩んでいました。社外に公開したくない画像を GitHub の Issue とか Wiki に貼りたいとか。
もちろんリポジトリにコミットすれば共有できるのですが、ディレクターや管理職に Git 覚えてもらうのもちょっとなー、と思っていたところ、隣りの席のデザイナが、
おいちゃん、GitHub って、Git を使わなくても画像をアップロードできるっすよー <<
と教えてくれたので紹介します。
*1. 画像のアップロード
(1) プライベートリポジトリのページを開いて「Downloads」をクリックします。
(2) 「Choose a new file」をクリックすると、ファイルを選択するダイアログが表示されるので、アップロードしたい画像を選択します。選択後、「Start Upload」ボタンをクリックすると画像ファイルがアップロードされます。
*2. 画像を Wiki や Issue に貼り付ける
(1) 画像の URL を取得する(重要!!)
貼り付けたい画像ファイル名の上で右クリックして、「リンクの URL をコピー」します。
(2) 貼り付けたい Wiki や Issue を開いて、下記の Markdown を書きます。
|markdown| ||<
もしくは、Wiki ページならば、画像を貼り付けるダイアログが用意されているのでそちらを利用しても良いです。
**(3) おまけ - うまくいかない例
画像の URL を取得するときに、右クリックではなく通常のクリックをすると、画像が表示されて、ブラウザの URL 欄に下記のような amazon s3 の URL が表示されます。しかし、この URL は一時的な URL なので、時間が経つとリンク切れになってしまいますので注意してください
(プライベートリポジトリと公開リポジトリとでは仕様が異なります。ここではプライベートリポジトリについて書いています)
*おわりに
以上です。しかしこのアップロード機能は最近できたものなんですかねー?社内のイケてるしヤバいエンジニア2人に聞いてみても初耳のようでした。
これまでは、ディレクターには GitHub の GUI クライアントを使ってもらおうかと考えていましたが、この方法なら、Git が使えない人でも問題ないですね。
画像の差分などを表示させたいのであれば、これまでどおりリポジトリのコミットするやり方で良いと思います。
-GitHubの画像diffが凄い - Radium Software -(デモ)Image View Mode Demo · 8e95f70 · cameronmcefee/Image-Diff-View-Modes
ではでは。
*おまけ