おいちゃんと呼ばれています

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英語を(ちゃんと)勉強しはじめて 2週間たった

長年の課題だった英語をようやく本気で勉強する気になった。三日坊主になるかもという危惧もあったが、気がついたら 2週間たっていたので、このまま習慣になることを願いつつ、一旦整理する。

やりたいこと(優先順位順)

そもそも何がやりたくて英語を勉強をするのかというと、

1. 英語のドキュメントを読むスピードを上げたい。ちゃんと理解したい

これがモチベーションの半分以上を占める。IT エンジニアなので読むドキュメントの半分くらいが英語で書かれていて、読むスピードが遅いと効率に直に影響する。

あとはまあ、例えば RailsCasts の動画 とかを見ながら理解できるようになりたい。つまり、

2. 英語を聞き取れるようになりたい

とか、GitHub のプルリクエストや Issue とかで英語で言いたいことを伝えられるようになりたい。つまり、

3. 英語を(あまり考え込まずに)書けるようになりたい

というのが続く。

勉強をはじめたきっかけ

  • 嫁が(会社に提出しなければいけないとかで)TOEIC を受けるというので、面白そうだし付き添いで受けた。今月の中旬のこと
  • TOEIC の本試験を受けたのは初めて(模試は大学生のときに受けたことがある。600点くらいだったと記憶している)
  • 何も準備をしなかったにせよ、半分も満足に回答できなくて、特にリスニングは何を言っているのかサッパリ分からなかった
  • 2〜3か月くらいイスラエル(英語が準公用語)で働いたことがあったが(エイラットという観光地で果物を売ってた)そんなに英語には困らなかった印象だったので、リスニングの何言ってるのか分からない具合はかなりショックだった
  • TOEIC の結果はまだ出ていない(1か月かかるらしい)

要はもともと英語のドキュメントを読むスピードを上げたいとは思っていたけど、今月受けた TOEIC が絶望的にできなくて、カッとなって勉強をはじめたという感じ。

何冊か参考書を買った

(1) 単語・熟語

英語のドキュメントを読むのが遅いことの主たる原因が「知らない単語が多い」なので、単語を覚えるためのやつが 1冊欲しくて買った。

DUO 3.0

DUO 3.0

この参考書は「重要単語を重複なく 560本の例文に詰め込みました」というもの。つまり 1本の例文を覚えたら 5、6個くらいの単語を覚えたことになる。DUO 2.0 を大学受験のときに使って気に入っていたので、この機会に新しい版を買った。

CD も別売りで用意されていて、最初は「復習用」という、英語の例文だけど読み上げるのを買ったんだけど、知らない単語ばかりでサッパリ理解できなくて苦痛だったので、「基礎用」を買い直した。こちらのほうは日本語を読み上げた後に英文が読まれる(正確には、日本語、英文(ゆっくり)、単語、英文(ナチュラルスピード)の順で読まれる)

DUO 3.0 / CD基礎用

DUO 3.0 / CD基礎用

DUO 3.0 / CD復習用

DUO 3.0 / CD復習用

(2) リスニング

CD付 究極のビジネス英語リスニング Vol.1 [3000語レベルでアメリカ人と渡り合う] (究極シリーズ)

CD付 究極のビジネス英語リスニング Vol.1 [3000語レベルでアメリカ人と渡り合う] (究極シリーズ)

この本を選んだ理由 3つ。

  • 耳を鍛えたい目的だったので、使われている単語が易しいものを選んだ(単語を覚えることとは別にした)
  • 仕事上「〇〇だから、△△なんだ」という、いわば議論できる英語力がほしいので、日常会話よりもビジネス英語のものを選んだ
  • 40くらいセクションがあり、それをひとつのドラマ仕立てのストーリーが貫いている。ひとつのストーリーが貫いているという点から、飽きにくいでは?と思い、選んだ(実際、まだ飽きていない。日本の小さな鉄鋼メーカーがアメリカの大企業と渡り合う内容で、日本ガンバレって思いながら聞いている・笑)

(3) ライティング

やりたいのは GitHub のプルリクエストや Issue で英語で言いたいことを伝えられるようになりたいだけなので、あまり上手いことを言おう(書こう)とかは考えていない。伝わって議論が成立すればいい。

なので、そもそもライティングの参考書は買うつもりはなかった。がしかし、ジュンク堂で参考書を選んでいるときに偶然下記の本が目にとまった。

添削! 日本人英語 ―世界で通用する英文スタイルへ

添削! 日本人英語 ―世界で通用する英文スタイルへ

前書きあたりをザッと読んでみたら、自分が書くのが遅い原因は、

  • 英語圏の文章フォーマット(や英語的思考)を知らない
  • 無理やり複雑な英文にしてしまう

ことにあるような気がした。そうすると Rails のようにレールに乗っちゃえば余計なことを考えずに済んで、早く書けるようになるのでは?と思い、買った。あと、ついでに似たような本(下記)も買った。はじめての分野の本なので 2冊くらいあって読み較べたりしたら面白いかもと考えた次第。

どうやって進めているの?

  • 朝の通勤電車で『DUO 3.0』の CD を垂れ流している(1日20分)
    • CD は 5枚あるんだけど、そのうちの 1枚をリピートして聞いている。まだ 1枚だけ
    • 最初の日本語訳聞いて、英文が流れるよりも先に、頭の中に英文が浮かぶようになったら先に進もうかなと考えている
    • 本のほうは最初の 2、3セクションくらい読んだけど、それ以降読んでない
    • 垂れ流しがある程度まで行ったら、本のほうをガッとやるつもり
  • 帰りの電車で『究極のビジネス英語リスニング Vol.1』の CD を聞いている(1日20分)
    • セクションを繰り返し聞いて、内容をある程度把握したら次のセクション、という具合。を毎日 2つずつくらいのペースで進んでいる
    • 昨日で半分終わった(20/40 セクション)
    • 本のほうは最初の 2、3セクションくらい読んだけど、それ以降読んでない
  • 『添削!日本人英語』はあまり頭使わなくて読めるのでスキマ時間に読んでいる。1/4 くらい読んだ

効果はあったのか?

  • 肝心のリーディングについては、読むスピードがあまり速くなった気がしていない
    • おそらく実感できるほど語彙が増えていないからだと思う
    • しかしまあ単語はやっただけ身に付くと思うので焦りはない
  • リスニングをこれまで集中的にやったことが無かったので、いまは物珍しさがあって楽しい。が、よく人が言う「急に聞こえるようになった」瞬間は訪れていない
    • 『究極のビジネス英語リスニング Vol.1』は使われている単語は簡単なものばかりなのに、内容をざっくり把握するのに 20回くらい繰り返し聞かないといけない
    • 「急に聞こえるようになる」瞬間は本当に来るんだろうか?
    • いつか来るとしてもそれまで続けられるだろうか?
    • ただ、本当になんとなくではあるが、少しだけ耳が良くなったような気がしないでもない。本当に少しだけ
  • あと、リスニングは、聞き取る力もそうだけど、話されている情報を理解するスピードが求められるということを実感した
    • その理解スピードが、ほんの少しだけ上がった気がする

今後のこと

  • とりあえず指標として 3か月後の TOEIC を受けてみたいと考えている
    • (だいぶ TOEIC に意地になっていて「英語のドキュメントを読むスピードを上げたい。ちゃんと理解したい」という本来の目的を若干見失いつつある感じは否めないが、それはそれで面白くてよしとする)
  • 英語をずっと勉強し続けようとは考えていない。半年間だけガッやって、そうしたらしばらくはやらないつもり(逆に言うと半年間で実感できるほどの成果を上げたいなと考えている)