以前のエントリーに書いたとおり、10月に人事異動があってから、(ある日突然,人事異動を言い渡されてしまいました - それでも自分で決めるんだ(あひるの空 23))早くも1か月が経ちました。短いような長いような、不思議な感覚。
望むと望まざるとにかかわらず、新しい環境っていうのは良いトレーニングになる。なりました。あらゆる物事が目新しく、自分の中に常に緊張を抱えているから。
そして、その新しい環境のなかで、自分を実験台にしてあれやこれや試してみて、最も効果があったと思われるのがコレ(↓)
自分が尊敬できる人をひとり見つけること
人事異動だけではなくて、新社会人になった人とか、転職したばかりの人にも当てはまると思います。
誰かひとり居てくれればいい
異動したばかりだと、とにかく周りの目、評価が気になるんだけれども、以前のエントリー「嫌われて御出でよ。向かい風,乾杯! - 余興(椎名林檎)」にも書いたとおり、みんなに認められようとすると、とてもじゃあないけど身がもたないんでね。
だから、とにかく早く誰かひとり「この人には認めてもらいたいな」と思うヒトを見つけて、もう、極端なハナシ、そこだけ見ておく。
「あの人には認められている」というのが確認できるようになったら、精神が安定して、あとは、もう、どうにでも転がせるサと。そんな安心感も出てくるし。
それともうひとつ。きついときに「よっしゃ、もういっちょ」って自分にムチ打つのはさらにきつくなるけど、自分が尊敬できる人がいて、その人を意識してると、良いテンションを無理なく保てる。ような気がするんですよね。今回の異動で、そのことも改めて実感しました。
とかなんとか言っちゃって
なんだか、よゆー、みたいな書き方しているけど、ほんとは全然余裕なくて、毎朝、緊張で、トイレで吐き続けてました。1か月間。
死ぬかと思った。
まぁ、ボクの場合は極端なんですけどね。ビョーキの領域。高校のときから、慣れない人と会う前は、吐くようになり。会ってしまえば吐き気は収まるんですが。
そんなこんなで、ある意味、生死がかかっているので、新しい職場に慣れて、自分の居場所を築くのに必死で、ほとんど毎週誰かを誘っては飲み歩いていました。2、3人ずつ、距離を縮めていく。
それでいて、「今日、飲み行くのキツイなー」とかトイレでぼやいたり。自分から誘っておいて、どないやねんって感じなんですが。
もう、きっと大丈夫
けれども、そんな胃にやさしくない生活とも、もうオサラバ。
週末に飲みに行ったお姐サマ。密かに心の中で「謎の才女」というあだ名を付けていたんですが(笑)、何回か書いた「天才マン」に負けず劣らず、すごいヒトでした。
語り、合い。
少しずつ緊張がとけていく。ほぐれていく。
明日からは、もう、きっと大丈夫。
職場では「そこだけ見とけばいい」ってヒトを見つけられたから。
クルマで送った後の帰り途、これまでの 1か月を振り返って、少しだけホロリときてしまいました。そして、そんな自分がおかしくって、ひとり、クルマの中で大笑いしたり。
壊れたのかと思った。
壊れなくて、よかった。
皆さんも、カラダとココロに気をつけて。
ではでは。